ハワイ旅行を楽しむためのエッセンスとは?
世界有数の観光スポットであるハワイでは、さまざまな絶景やグルメを楽しむことができます。
ハワイ旅行の計画を立てていて、どうせ行くなら限られた時間で遊びつくしたい、とお考えの方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ハワイ旅行を最大限楽しむための方法や、ハワイの魅力についてご紹介します。
せっかくの海外旅行で失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハワイの魅力
ハワイといえば、美しい自然や現地ならではのグルメ、ショッピングなど、その魅力は多岐にわたります。
気候も日本に比べて1年を通して穏やかであり、平均気温は摂氏25℃ほどと、観光の時期をあまり選ばないことも人気の理由の一つです。
また、日本からは直行便がありアクセスも良好で、観光スポットには日本語が通じる店も多いため、海外旅行が初めての方でも挑戦しやすい環境といえるでしょう。
ハワイ旅行の費用の目安は?
ハワイ旅行を計画するにあたって、まずは費用の概算を知っておきたいという方も多いのではないでしょうか?
旅行の日数や時期によって変動はありますが、大型連休の期間は、特に航空券代や宿泊費が高くなり、観光客も増える傾向にあります。
比較的安価にゆっくりと旅行を楽しみたい方は、これらの時期を避けるとよいでしょう。
ここでは、基本的な費用を項目別にご紹介します。
航空券代
海外旅行を計画するうえで、まず押さえておきたいのが航空券代です。
時期によって変動が大きい項目ですが、東京からの直行便の場合、往復で大人1人あたり10万~50万円程度が相場になります。
LCCを利用したり、繁忙期を避けたりすることで、金額を抑えることができます。
ESTA代
ESTA(エスタ)とは、ビザを所持していない観光客が、ハワイへ訪問する際に必ず申請が必要な電子渡航証明です。
ESTAの申請料金は1人あたり21ドル(約3,393円)ですが、旅行会社の申請代行サービスを利用すると、別途6,000円前後の手数料が発生します。
※レートは、2024年7月11日時点で1ドル=161.6円
また、即日取得できない場合もあるため、ハワイ旅行を計画しているタイミングで早めに申請しておくと安心です。
宿泊費
宿泊費は、宿泊施設のグレードによって異なります。
ハワイの宿泊施設は、1泊1万円以下のところから、数万円のところまでピンキリです。
ご自身の旅行プランや予算、こだわりなどを考慮し、最適な宿泊施設を選びましょう。
食費
ハワイでの食費は、日本と比べて高額になりやすいです。
なぜなら、ハワイは海に囲まれていて輸送のコストが高いことや、円安の影響もあり、物価が日本に比べて2~3倍ほど高くなっているからです。
さらにレストランなどでは総額に対して20%前後のチップが必要になると考えれば、1日あたり1万円以上とイメージしておくとよいでしょう。
お土産代
お土産選びは、海外旅行の醍醐味の一つです。
ハワイのお土産の代表例としては、アロハシャツやマカダミアナッツチョコレートなどが挙げられます。
前述の通りハワイは物価が高いため、お土産の内容によりますが数万円ほどかかるケースも少なくありません。
贈る相手にピッタリなお土産を選んで、ぜひ素敵な思い出にしてください。
また、ここまでご紹介した以外にも、さまざまな費用が発生します。
現地での移動や、必要に応じて海外旅行保険、インターネット接続などに関する費用も考慮して、プランに沿ったある程度の目安を立てておきましょう。
ハワイ旅行を楽しむために
ハワイ旅行を楽しむために、現地の地理や観光スポットの位置関係について理解しておくとよいかもしれません。
目的地への移動方法や距離感を確認しておくことで、余裕をもった行動がしやすくなります。
そこでまずは、ハワイ諸島の構成についておさらいしていきます。
ハワイ諸島は海底火山の噴火によりできたものであり、たくさんの島々から成りますが、観光で訪れることができるのは以下の6つです。
ハワイ諸島の観光可能な島々
- オアフ島
- ハワイ島
- カウアイ島
- モロカイ島
- ラナイ島
- マウイ島
なかでも、日本から出発した飛行機の玄関口でもあるオアフ島は、別名“ギャザリングプレイス(集いの場所)”ともよばれ、観光客に高い人気を誇ります。
ビーチやショッピングスポットがそろっているため、初心者の方にもおすすめです。
オアフ島からそれぞれの島への移動手段は主に飛行機で、所要時間は30~60分ほどとなっています。
限られた時間のなかですべての島を巡るのは容易ではありませんが、島ごとに特徴があるため、ぜひより多くの島へ足を運んでみてください。
ハワイでおすすめのスポット
ハワイ旅行といえば、豊かな自然や美しいビーチをイメージする方も多いでしょう。
せっかくなら、ハワイでしか見られない絶景への訪問を旅行プランに組み込んでみてはいかがでしょうか?
ここでは、数ある絶景スポットのなかから3つをご紹介します。
カネオヘ・サンドバー
カネオヘ・サンドバーは、潮の満ち引きによって出現する真っ白な砂浜と透き通った海が特徴的で、別名“天国の海”ともよばれています。
オアフ島の東海岸に位置するカネオヘ湾沖にあり、空港があるワイキキからは車で40分ほどです。
カネオヘ湾からサンドバーへの移動は、ボートを利用します。
また、触れたり近づいたりすることは法律で禁止されていますが、ウミガメにも出会えるかもしれません。
ほかにも美しいサンゴ礁や熱帯魚などが見られるため、日本にはない神秘的な景色を楽しみたい方におすすめです。
ダイヤモンドヘッド
ダイヤモンドヘッドは、現在は噴火活動がない火山です。
その迫力ある岩肌はまさに圧巻で、ハワイを象徴する観光スポットの一つとなっています。
ワイキキからは車で10分ほどの位置にあり、アクセスも良好です。
また、ハイキングコースがあり、山頂からはホノルルの美しい景色を一望できるため、体力に自信のある方はぜひ足を運んでみてください。
アラモアナビーチ
アラモアナビーチは、ハワイで有名なワイキキビーチから徒歩10分ほどのところに位置する、観光客から地元の人々にまで愛される観光スポットです。
ショッピングモールが近く無料のシャワーもあり、ビーチからはダイヤモンドヘッドも望めるなど、目的に応じてお好みの楽しみ方ができます。
観光スポットが多すぎてどこに行けばよいかわからないという方は、参考にしてみてください。
ハワイでおすすめのグルメ
ハワイ旅行でなんといっても欠かせないのは、グルメです。
日本ではなかなか味わえないグルメを楽しむせっかくの機会ですから、旅行において食事が一番の楽しみだという方も多いでしょう。
ここでは特に代表的な3つのグルメを紹介しますので、食事選びの参考にしてみてください。
ロコモコ丼
ロコモコ丼は、ハワイのソウルフードです。
ご飯の上にハンバーグを乗せ、肉汁から作られるグレイビーソースをかけて目玉焼きをトッピングした料理で、野菜を添えてワンプレートで提供する店が多いです。
観光客にも人気が高く、ハワイのグルメと聞いて最初に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
店ごとにソースの味わいが異なるため、食べ比べてみるのもよいかもしれません。
ガーリックシュリンプ
ガーリックシュリンプは、エビをにんにくがきいたソースとともに炒めた、ハワイ発祥の人気料理です。
食べ方に正解はありませんが、エビは殻付きのまま提供されるケースが多く、手で直接剥いて食べるのが一般的です。
店によってはあらかじめ殻が剝かれていたり、フォークや箸が用意されていたりすることもあるため、お好みのスタイルで召し上がってください。
また、ロコモコ丼と同様にソースの味付けなど店ごとに特色が出る料理なので、お気に入りの味を見つけてみましょう。
マラサダ
マラサダは、小麦粉ベースの生地を発行させてから油で揚げ、砂糖やシナモンなどをまぶした、ドーナツに似た甘い揚げ菓子です。
もともとはポルトガルから伝わったもので、現在ではアレンジを加えられてハワイの定番スイーツになりました。
食事のあとはスイーツまで楽しみたいという方は、ぜひご賞味ください。
知っておくとハワイ旅行がより楽しくなる?ハワイ語あれこれ
ハワイでは、英語のほかにハワイ語が公用語として用いられます。
挨拶の言葉として有名な“ALOHA(アロハ)”や、家族を意味する“OHANA(オハナ)”など、どこかあたたかくやさしい印象があります。
“ALOHA(アロハ)”はそれぞれ思いやり、調和、心地よさなどを意味する5つの単語の頭文字から成る言葉で、その成り立ちからもハワイのあたたかさが感じられます。
英語はもちろん場所によっては日本語も通じるハワイですが、いくつかハワイ語の意味を理解しておくと、より現地の雰囲気を楽しむことができるでしょう。
ハワイ語で名付けられた“ラニアケア超銀河団”とは
現地以外でも使われるハワイ語の例として、2014年にハワイ州大学の研究チームによって発見された、 “無限の天空”を意味する“Laniakea(ラニアケア)”超銀河団が挙げられます。
超銀河団とは、地球が属する天の川銀河などの銀河が集まったもので、ラニアケア超銀河団はそのなかでも特に大規模なものです。
それまで天の川銀河はおとめ座超銀河団に属すると考えられていましたが、それがさらに巨大なラニアケア超銀河団に内包されているという発表は、当時衝撃的なものでした。
直径5億光年、約10万個の銀河から成るとされているラニアケア超銀河団は、まさに“無限の天空”とよぶのに相応しい神秘といえるでしょう。
ハワイで守るべきルール・注意点
ハワイには、日本とは異なる法律やルールが存在します。
日本では当たり前のことや、ついやってしまいそうなことに対して罰金が科せられたり、文化の違いからトラブルに巻き込まれたりすることもあるため、注意が必要です。
そこで、知らずにせっかくの旅行が台無しにならないように、いくつか代表的なものをご紹介します。
交通関連
ハワイは、日本よりも交通ルールが厳しい国です。
例として、横断歩道以外の道路を渡ることや横断中の歩きながらのスマートフォン操作、信号点滅時の横断などは禁止されており、すべて罰金の対象になります。
次の目的地へ早く向かいたい気持ちからついやってしまいそうな行動ですが、十分に気をつけて歩行しましょう。
公共施設の利用
ハワイでは、街中やビーチなど公共の場所での飲酒が禁止されています。
また、喫煙スペースも限られており、紙や電子問わず禁煙の場所が多いため、喫煙をする際は注意が必要です。
当然ですが飲食店での飲酒や喫煙スペースでの喫煙は可能なため、ルールを守って楽しみましょう。
ショッピング
ショッピングにおいても、日本と異なる文化に戸惑うかもしれません。
なかでも、代表的なものはチップの文化です。
タクシー運転手やレストランのウエイトレスなど、直接サービスを提供してくれた従業員に対して20%前後のチップの支払いが必要です。
従業員の賃金はチップを受け取ることを前提に安く設定されており、支払わないとトラブルになる可能性もあります。
サービスに対する感謝の気持ちを込めて、適切な金額のチップを支払いましょう。
コンビニエンスストアや、バスや電車など、直接従業員からのサービスを受けない場所ではチップを支払う必要はありません。
もう一つ日本との違いとして代表的なのは、ハワイでの商品の価格表示はすべて税抜き表示になっていて、島ごとに税率が異なるということです。
会計時に混乱しないように、クレジットカードがあれば安心ですね。
洗濯
旅先へは移動やお土産のことを考えて、なるべく少ない荷物で向かいたいですよね。
ハワイの醍醐味であるビーチへ行くことなども考えると、コインランドリーで洗濯する機会があるかもしれません。
そこで注意しなければならないのが、ホテルのベランダに洋服を干してはいけないということです。
温暖な気候でついベランダに干したくなってしまいますが、“景観を守るため”という観光スポットらしい理由から禁止されており、罰金の対象になります。
ハワイのコインランドリーには、ほとんどの場合乾燥機が併設されているため、洗濯物を乾かす際は活用しましょう。
ここまでご紹介した以外にも日本と異なる文化は数多く存在するため、ハワイの歴史や地理、ルールについて下調べしたうえで計画を立てて、より良いハワイ旅行にしてください。
入念な下調べと余裕をもった計画で素敵な旅行を
今回は、ハワイの魅力とそれを楽しむ方法についてご紹介しました。
豊かで美しい自然や街並み、グルメなどを楽しめるハワイでの非日常体験や、形に残るお土産は、一生の宝ものになることでしょう。
ただし、旅先ではいくら注意していてもイレギュラーな事態がつきものです。
そのため、何かあったときに焦らないように、余裕をもった計画を立てましょう。
また、お土産選びにお悩みの方や、どうしても現地での時間が足りないという方は、ぜひハワイアンホーストの通販サイトをご利用ください。
我々が“アロハスピリット”を込めて、素敵な思い出づくりをお手伝いします。