ハワイでは何を着たらいい?男女別の旅行・観光におすすめの服装やスタイルまとめ

待ちに待ったハワイ旅行の直前、どのような服を着たらいいか迷いますよね。常夏のリゾート地は夏服のイメージが強いですが、実は滞在先や旅行中の楽しみ方によって最適な服装は異なります。そこで今回は、服装の選び方やハワイで避けた方がいいファッションをご紹介。選ぶポイントをしっかりチェックして、快適な旅にしましょう。


ハワイで着る服装を選ぶときのポイント

ハワイで着る服装を選ぶときのポイント

 

まずは、ハワイ旅行の服装を選ぶときに知っておきたい6つのポイントをご紹介します。ハワイ旅行に最適な服装の特徴をつかんで、スムーズに準備できるようにしましょう。

ポイント(1)ハワイの気候を考えて夏の服装を選ぶ

服装選びで大切なのがハワイの気候です。例えば、観光客に人気のホノルルがあるオアフ島は常夏気候で気温も安定しているため、基本的には夏の服装がぴったりです。ただし、ホノルルには乾季と雨季の季節があり、雨季はにわか雨が多くなるので折り畳み傘などが必要となります。


ホノルルの季節別に見る服装の基本

  • 【乾季】夏の服装+予備の長袖の羽織物
  • 【雨季】夏の服装+予備の長袖の羽織物+ウィンドブレーカーや折り畳み傘

ハワイの気候に合う服の素材は?

ハワイの気候を考えると、服の素材は通気性や速乾性に優れたものがおすすめです。乾季は雨が少ないため日本よりも湿度が低めですが、暑いので汗をかきます。また、雨季はにわか雨にあうことを考えるとすぐに乾く素材の方が安心です。

ハワイの季節について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

オアフ島以外のハワイの気候&服装は?

ハワイといえばホノルルのあるオアフ島が人気ですが、ハワイはたくさんの離島で成り立っています。エリアによって気候が異なりますので、旅行で訪れる際は事前にチェックしておきましょう。ハワイにある離島の気候について、以下にいくつかの例を挙げておきます。


ハワイ島

  • 【気温】乾季の平均は25~30℃前後、雨季は平均が18~30℃前後だが、一部山間部は雪が降るなど地域差がある
  • 【天気】雨が多い地域と乾燥して晴れた地域がある
  • 【服装】基本は春夏の服装で、訪れる地域に合わせて冬服も用意

マウイ島

  • 【気温】年間を通じて平均22~26℃程度であり、気温差が少なく過ごしやすい
  • 【天気】標高3,055mのハレアカラ山が貿易風を遮るので、南西部は晴れが続く気候、東部は雨が多い気候に分かれる
  • 【服装】基本的には夏の服装と羽織物を用意し、地域によっては雨対策も考える

カウアイ島

  • 【気温】年間を通じて平均22~26℃程度であり、気温差が少なく過ごしやすい
  • 【天気】降水量が北東部と南西部で大きく異なる
  • 【服装】基本的には夏の服装+羽織物を準備し、ウィンドブレーカーも備えておく

ラナイ島

  • 【気温】年間を通じて平均18~27℃と比較的涼しくて過ごしやすいが、朝晩の寒暖差がある
  • 【天気】高い山がないので雲ができにくく、ハワイの他の島より乾燥している
  • 【服装】夏の服装と羽織物の用意をする

モロカイ島

  • 【気温】年間を通じて平均21~26℃と過ごしやすい
  • 【天気】オアフ島と似た乾季と雨季のある天気だが、モロカイ島の方が雨は少なめ
  • 【服装】オアフ島と同様に基本的には夏の服装+羽織物を準備し、雨季は雨対策を考える

ポイント(2)現地の人に近い服装で防犯対策をする

ポイント(2)現地の人に近い服装で防犯対策をする

 

ハワイ旅行に限りませんが、海外旅行では一見して観光客とわかる服装よりも現地に馴染む服装の方が犯罪に巻き込まれるリスクを減らせます。ハワイのローカルの人の服装はラフなので、基本的にはリゾート地らしいカジュアルなスタイルで過ごすのがおすすめです。

ハワイでは動きやすさを重視した服装が人気

ハワイのローカル人らしい服装を目指すなら、ラフさに加えて動きやすさにもこだわりましょう。ハワイには、ショッピングエリアやビーチといった歩いて巡る場所が盛りだくさん。着心地のよいコットン素材や伸縮素材の服装を選び、アクティブな旅を快適にしましょう。

ポイント(3)靴はスニーカーとサンダルの両方を準備する

人気の観光地を歩き回る場合はスニーカーがおすすめですが、ビーチではサンダルが必要です。サンダルは現地でも購入可能で、ホノルルのワイキキビーチには数多くの人気ショッピングスポットがあります。スニーカーを履く場合、長時間歩くことも考えて履き慣れたものを持参しましょう。

ポイント(4)ハワイ旅行の日程に合わせて服の量を調節する

ハワイ旅行ではリゾート地でのおしゃれも楽しみたいところですが、洋服の量が多すぎると荷物が多くて管理が大変です。そのため、旅行の日数に合わせて持って行く服の量を調節しましょう。以下を参考に、旅行に必要な服の量をイメージしてみてください。


日程別に見る服の量の目安

  • 【3泊5日】着て行く服+3日分
  • 【4泊6日】着て行く服+4日分
  • 【5泊7日】着て行く服+5日分
  • 【6泊以上】3〜4日分準備してハワイのコインランドリーなどで洗濯し、荷物が重くならないようにする

ポイント(5)冷房対策として予備の長袖を準備する

海外の屋内施設は冷房が効きすぎて夏でも寒くなることが多いですが、ハワイも例外ではありません。ビーチはカラッとして暑くても、レストランやショッピングモールの中は日本人にとって寒すぎる可能性があります。旅行する季節に関係なく、長袖の羽織物も用意しておきましょう。

ポイント(6)日焼け対策グッズも用意する

ハワイの紫外線は日本の6~7倍といわれており、日に当たると短時間でやけど状態になってしまう恐れがあります。特に、ビーチでは注意が必要です。日焼け止めはもちろん、帽子やサングラス、UVカット仕様のラッシュガードを準備して、しっかりと日焼け対策をしましょう。

男女別に見るハワイでの基本の服装

男女別に見るハワイでの基本の服装

 

ここからは、ハワイ旅行におすすめの具体的な服装をご紹介します。男性と女性に分けてまとめましたので、それぞれ参考にしてみてください。

ハワイでの男性の基本の服装

男性は、Tシャツ+ショートパンツのラフな服装が基本。コットン素材やリネン素材を使った涼しげなスタイルがおすすめです。丈が長いデニムは通気性が悪く快適に過ごせないため、避けるのが無難でしょう。タンクトップは向き不向きがあり、日焼けが気になる方は半袖にするのがおすすめです。


男性の基本的な服装の例

  • Tシャツ+ハーフパンツ、ノースリーブ+ショートパンツ

ハワイでの女性の基本の服装

女性もTシャツやショートパンツ、リゾートワンピースなどのカジュアルな服装が基本。朝晩冷え込んだり、店内が冷房で寒くなったりするため、冷え対策で羽織物を用意しましょう。ミニスカートの観光客もいますが、露出が多いと面倒に巻き込まれるリスクがあるので注意してください。

女性の基本的な服装の例


  • Tシャツ+ハーフパンツ、ワンピース、ノースリーブのシャツ+ロングパンツ

ドレスコードが必要な場所での服装

ドレスコードが必要な場所での服装

 

ハワイでは基本的にラフな服装で過ごせますが、高級レストランではドレスコードが求められることもあります。お店によってドレスコートは異なりますが、ここでは一般的なハワイのフォーマルなレストランでの服装をご紹介します。具体的なドレスコートは、利用する店のホームページで確認してみてください。

フォーマルなレストランでの男性の服装例

  • 【トップス】アロハシャツやポロシャツなど ※ジャケットが必要なレストランもある
  • 【ボトムス】ジーンズ以外の長ズボン
  • 【足元】レザー素材のキレイめスニーカーやスリッポン

フォーマルなレストランでの女性の服装例

  • 【洋服】ワンピース+カーディガン、トップス+ロングパンツ
  • 【足元】パンプス、バックストラップ付きサンダル

男女ともにフォーマルなレストランでNGな服装は、タンクトップやビーチサンダル、ジーンズ、水着などです。旅行の準備をする際は、ジャケットやカーディガンを用意しておくと安心でしょう。

ハワイでトレッキングを楽しむときの服装

ドレスコードが必要な場所での服装

 

ハワイのアクティビティといえばマリンスポーツですが、実はトレッキングやハイキングも人気です。ダイヤモンドヘッドやマカプウ、ココヘッドなど、ハワイには数多くの絶景スポットがあります。ハワイ旅行でトレッキングを楽しむ場合、通常の服装とあわせて以下にご紹介するような服装も準備しましょう。


ハワイのトレッキングにおすすめの服装

  • 動きやすいTシャツ
  • 長袖
  • 長ズボン(岩場があるため)
  • スニーカー(できれば登山用)
  • 帽子(固定できるもの)
  • 靴下
  • サングラス

ダイヤモンドヘッドやマカプウなど、ハワイのおすすめスポットについてもっと知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

ハワイで避けた方がいいファッション

ハワイでは、お気に入りのファッションを着て観光を楽しみたいですよね。しかし、あからさまに観光客のような服装だと、お金を持っていると思われたり犯罪に巻き込まれたりする可能性があるため注意が必要です。

ここからはハワイで避けるべき服装をご紹介しますので、目を通しておきましょう。

スカートの下にレギンスを履くこと

日本ではスカートやズボンの下にレギンスを履く女性のファッションがありますが、1年中温暖なハワイでは違和感のあるスタイルです。すぐに日本人だとわからないようにしたい場合、ボトムスは素足で履きましょう。

日傘やアームカバーを身につけるスタイル

ハワイは日差しが強い地域ですが、日本人にありがちな日傘やアームカバーで体を覆うスタイルは一般的ではありません。かなり目立つ服装のため、遠くから見ても観光客だとすぐにわかってしまいます。暑さ対策をするなら、帽子や日焼け止め、サングラスを活用しましょう。

高級ブランドをまとうスタイル

ハワイ旅行に限ったことではありませんが、高級ブランドを身に着けて旅行すると観光客を狙った犯罪のターゲットになってしまう恐れがあります。男性は高級腕時計、女性の場合はバッグや高価なジュエリーなどを身に着けるのはできるだけ控えましょう。

意味を考えずに英字ロゴのTシャツを着ること

おかしな日本語のTシャツを着ている外国人観光客を見て、違和感を覚えた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?ハワイでも同様に、日本人にはおしゃれな英字シャツに見えても、人に不快感を与えたり自身が恥をかいたりする可能性があります。着用には十分注意し、英字ロゴのTシャツを着る場合は念のため言葉の意味を確認しましょう。

ハワイ旅行前にお土産もチェックしておこう

ハワイ旅行前にお土産もチェックしておこう

 

ハワイ旅行の服装の準備が済んだら、お土産にも目星をつけておきましょう。ハワイの定番土産といえばマカデミアナッツチョコレートですが、数ある商品の中で「ハワイアンホースト」は老舗ブランドの本物の味です。インターネット注文もできて、ご自宅でもハワイ気分を楽しめますよ。ハワイ旅行のお土産にぜひチェックしてみてください。