ハワイの移動手段には何がある?チップが必要なものもご紹介!
ハワイ観光をする場合、どのような方法で移動するかを考えておく必要があります。ですが「移動手段がわからない」と悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで、今回はハワイでの移動手段を調べている方のため、移動手段や島間を移動する際の方法、さらに気になるチップについて解説します。この記事を読むことで、移動手段ごとの特徴や注意点が理解できます。距離によっておすすめの移動手段も紹介するため、ハワイの旅行計画を立てる際にぜひお役立てください。
ハワイの主な移動手段とは
ハワイではさまざまな移動手段があります。ここでは、主な移動手段を紹介しますので、参考にしてください。
※料金の記載があるものについては2024年10月27日時点の為替レート(1ドル=152.28円)で記載しています。
バス(ザ・バス)
オアフ島全体をほぼ網羅していることもあり、主要な観光地でアクセスするのに便利なハワイの公共交通機関です。料金は以下の通りです。 【ザ・バス料金】- 片道料金:3.00ドル(約457円)
- 1日あたりの上限額:7.50ドル(約1142円)
- 3日間パス:20.00ドル(約3045円)
- 7日間パス:35.00ドル(約5330円)
※片道料金には2.5時間の乗り放題を含みます。
※2024年10月27日時点での為替レートを反映しております。(1ドル=152.28円)
1日あたりの上限額が7.50ドルに設定されており、その金額が支払われた場合、その日はそれ以上の費用はかかりません。
3日間パスは最初の使用から72時間、7日間パスは最初の使用から168時間、それぞれ有効です。
なお、5歳以下の子どもは、有料の大人と一緒に乗車し、座席を使用しない場合に限り無料です。
バス停には番号のみが記載されており、どの方面行きのバスが停まるのかはわかりません。あらかじめザ・バス専用スマホアプリ「Da Bus2」を使用して目的地に行くバスがどこに止まるのか確認しておくと良いでしょう。
バスに乗車したら料金は前払いで支払いますが、現金払いの場合はお釣りが出ないため注意が必要です。
ホロカードと呼ばれる、事前に入金して使用する電子乗車カードもあります。オンラインでアカウントの作成やチャージ、残金確認が利用できるので、ホロカードの利用もおすすめです。
主要な観光地が目的地であれば、ザ・バスの利用も良いでしょう。
参考:TheBus FARES
シャトルバス
比較的安く遠方へ移動したい場合は、シャトルバスが向いています。日本の旅行会社が提供するツアーの中にはシャトルバスが乗り放題のものもあるため、活用すると良いでしょう。
有料ではありますが、観光名所や空港往復するシャトルバスも安価で利用できます。
プランや利用方法については各運航会社のWEBサイトで確認できるため、あらかじめ目を通しておくと良いでしょう。
移動費用を抑えられるため、遠くに移動する予定がありながらもあまり費用をかけたくない方に最適です。
ワイキキ・トロリー
ホノルルの各所を巡るのに利用可能な私設の交通機関(観光バス)です。
ルートによって分けられた以下の4つのラインがあります。
- ブルーライン:大人31.50ドル(約4797円)/小児21ドル(約3198円)
- レッドライン:大人31.50ドル(約4797円)/小児21ドル(約3198円)
- グリーンライン:大人19ドル(約2893円)/小児12.75ドル(約1942円)
- ピンクライン:大人&小児5.50ドル(約838円)
※2024年10月27日時点での為替レートを反映しております。(1ドル=152.28円)
参考:ワイキキトロリー
英語ガイド付きのツアーも利用可能です。利用料金が安いとは言えないため、予算に合わせて検討すると良いでしょう。
観光バスということもあり、渋滞の影響も受けやすいのが特徴です。
しかし、乗り換えなしで観光スポットを見て回れるため、自分で各種移動手段を検討して利用することに不安を感じている方にも活用をおすすめします。
鉄道(スカイライン)
高速で長距離を移動したい方におすすめのハワイ初となる公共交通機関の電車です。
料金はザ・バスと同様に設定されています。
- 片道料金:3.00ドル(約457円)
- 1日あたりの上限額:7.50ドル(約1142円)
- 3日間パス:20.00ドル(約3046円)
- 7日間パス:35.00ドル(約5330円)
※2024年10月27日時点での為替レートを反映しております。(1ドル=152.28円)
3日間パスは最初のタップから72 時間、7日間パスは最初のタップから168 時間有効です。
参考:CITY AND COUNTY OF HONOLULU:Fares - Adult
見て回りたい観光地が離れている場合などに活用すると良いでしょう。交通渋滞の影響も受けないので、高速で長距離移動ができます。
自転車(ビキ、ホイールズ)
景色を見ながら観光したい方におすすめなのが、シェア自転車です。
ビキにはいくつかの料金プランがあり、旅行で訪れる際には「The Voyager」コースが適しています。料金は月30ドル(4568.55円)で、1回あたり最大45分、月当たりの乗車回数に制限はありません。
1回あたり45分以上乗車したい場合には、「The Free Spirit」コースもあります。こちらは300分の料金を前払いしてその時間内で乗る方法です。料金は55ドル(8375.67円)です。
自転車専用レーンの整備も進んでいるため、ゆっくりと景色を楽しみながら走行するのも良いでしょう。
参考:Subscriptions built for you
電動キックボード
電動キックボードとしてはいくつかサービスがあるのですが、例えばハワイのワイキキ周辺でレンタル可能なGo Xがあります。
Go Xの場合、料金は以下の通りです。
- ショートライド:0.88分1ドル(約152円)
- 35分ごと:9.99ドル(約1521円)
- 1日:49.99ドル(約7613円)
- 1週間:199.99$(約30455円)
※2024年10月27日時点での為替レートを反映しております。(1ドル=152.28円)
参考:Rent a Scooter 24/7 in Honolulu
小回りもきくので、ワイキキ周辺を時間効率よく見て回りたい方から選ばれています。
モペッド
レンタルが可能で自由行動に向いている電動バイクです。バスのように待つ必要がなく、自転車やキックボードよりも素早く移動できます。
日本の小型バイク以上の免許を持っていれば、モペッドだけではなく中型・大型のバイクレンタルも可能です。
観光スポットが離れている場合にも適しています。
タクシー
日本と同じ感覚で利用可能なのがタクシーです。利用方法も変わりません。
タクシー会社に連絡して迎えにきてもらうほか、ホテルのエントランスやショッピングセンター内などにあるタクシー乗り場から乗り込むことが可能です。
現地特有の移動方法に不安を感じている方も、日本と同様に利用できるタクシーなら安心でしょう。
レンタカー
自由度の高い移動手段を探している方には、レンタカーがおすすめです。空港にレンタカー店があり、予約しておくとスムーズに利用できます。
なお、10歳児未満は年齢に応じてベビーシートやチャイルドシート、ジュニアシートが必須です。必ず一緒に借りるようにしましょう。
目的地まで自由に移動したい方に最適です。
カーシェア(フイ)
レンタカーよりもリーズナブルに使用できるのがカーシェアです。
例えば、TOYOTAが提供するサービスとして「フイ(HUI)」があります。レンタルスポットが多数あり、1時間単位で借りることが可能です。
一例として、トヨタプリウスの料金例は以下の通りとなっています。
【料金例】- 1分:0.21ドル(約32円)
- 30分:6.30ドル(約959円)
- 1時間:12.60ドル(約1919円)
- 2時間:25.20ドル(約3838円)
- 1日(11~24時間):131.78ドル(約20068円)
※2024年10月27日時点での為替レートを反映しております。(1ドル=152.28円)
参考:HUI:FAQ
レンタル場所と車種によって料金が異なるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
ライドシェア(ウーバー)
「ライドシェアとは、一般のドライバーが自家用車で乗客を運ぶサービスです。
例えば、全世界で展開されているライドシェアサービスとして「ウーバー」があります。日本でもウーバー・イーツで知られている会社です。
料金は利用する距離によって変わります。
ハワイで島間を移動する際の方法
ハワイで島間を移動する際の主な方法は、飛行機かクルーズです。それぞれ押さえておきたいポイントを解説します。
飛行機
島間を移動する一般的な方法として挙げられるのが飛行機です。ハワイアン航空とアロハ航空の2社ではオアフ島を拠点にハワイ諸島の各島を行き来するための定期便を運航しています。
例えば、オアフ島からハワイ島までかかる時間は約40分と、短時間で到着します。
利用料金は時期や曜日、時間帯などによって大きく異なるため、利用予定の便を確認し、どの程度の料金がかかるか調べておくと良いでしょう。
飛行機の利用方法は日本と変わりません。航空券をあらかじめ用意し、当日チェックインをした後、保安検査を受けて乗り込みます。
ハワイ諸島の島々をめぐりたいと考えているのであれば、一般的な移動手段である飛行機を検討することをおすすめします。
クルーズ
飛行機で効率よく移動するよりも、ゆったりとした時間を楽しみながら島間を移動したい方には、クルーズがおすすめです。
選択するクルーズによって異なりますが、オアフ島やマウイ島、ハワイ島、カウアイ島などの島をゆっくりと巡ることになります。ハワイ旅行を楽しみたいが、どこに行けば良いかわからず悩んでいる方にも適しています。
また、航空機を利用した島巡りをする場合は、飛行機で島間を移動してホテルにチェックインし、観光に行ってホテルに戻るといった形になります。毎回別のホテルを予約する場合、この繰り返しになります。
思いのほか移動時間が長くなったり、ホテルのチェックイン、チェックアウトが手間に感じたりすることもあります。
一方、クルーズ船であれば宿泊はもちろん、空き時間も船内で過ごせるのが魅力です。
船内にはさまざまな設備やアクティビティが充実しており、退屈することもありません。
1週間程度のクルーズでは、1人あたり安くても10万円以上の費用がかかりますが、クルーズ船を利用して、ゆったりとした時間を過ごしながら島々を巡ることをおすすめします。
ハワイでの移動手段のなかでチップを支払う必要があるもの
日本人にとってあまり馴染みがなく、戸惑いやすいのがチップに関することです。ここではハワイでの移動手段の中で、チップを支払う必要があるものについて紹介します。
シャトルバス
シャトルバスの場合、基本的にチップは必要ありません。これは、乗車前に支払いが完了しているためです。ただし、ドライバーが荷物の出し入れを行う場合は、荷物1個につき1ドルを目安にチップを渡すと良いでしょう。タクシー
タクシーを利用する場合はチップが必要です。会計時にタクシー料金の15~20%を目安にチップを渡しましょう。
また、基本的にスーツケースなど荷物の出し入れを行ってくれるため、この荷物1個に対して1ドルを別途追加して渡すのがマナーです。
例えば、タクシー料金が50ドルで大きな荷物を3つ載せてもらった場合は、利用料金にチップを加え、合計で約62ドルを渡すことになります。なお、料金にセントが含まれている場合は1ドル単位に切り上げて計算してください。
なお、空港のタクシー配車係に対しても荷物の積み下ろしを手伝ってもらった場合はお礼の意味を込めて1個の荷物につき1ドル程度を渡しましょう。
タクシーに乗り込む前に、タクシー配車係にチップを渡しましょう。タクシーのドライバーには、降車時にトランクから荷物を受け取った際、メーターの金額に料金の15~18%をチップとして加えて渡しましょう。
ライドシェア(ウーバー)
ウーバーなど自家用車を使用した移動手段であるライドシェアの場合、現金ではなくアプリからチップを支払います。
チップ料金の目安としては、タクシーと同様に料金の15~20%です。また、任意の金額を送ることも可能です。
アプリから支払うと、チップと利用料が合計され、登録している支払い方法で決済されます。
注意点として、ウーバーのドライバーとして登録している方は、評価が悪くなると仕事ができなくなってしまいます。「そのため、利用後に問題がなければ高評価をつけることが望ましいでしょう。
評価の際、チップのパーセンテージや金額を指定できるため、お礼の意味を込めて乗車後にアプリで評価とチップを支払うと良いでしょう。
リムジン
リムジンを利用した場合、ドライバーにチップを渡すことになりますが、金額は利用の用途によって異なります。
チャーターの場合は1時間あたり8~15ドル程度、空港からの送迎の場合は15~20ドル程度、一般的な送迎では利用料金の10~18%を目安にチップを渡すと良いでしょう。
手荷物の出し入れをしてもらった場合は荷物1個に対し1ドルをプラスします。
なお、オプショナルツアーでリムジンを利用する場合、チップが含まれていることもあるため、別途支払う必要があるか確認しておきましょう。
それから、通常の移動時ではなく、ハワイで挙式をするためにホテルから会場までリムジンを使って移動することもあります。この場合は、リムジンのドライバーにもチップを支払うことになるのですが、行きと帰りのドライバーが一緒とは限りません。
そのため、ホテルから会場に到着した際、送迎してくれたドライバーにチップを渡し、帰りのドライバーにも別途渡す必要があります。片道あたりのチップの目安は10ドル以上です。
リムジン利用時にはチップを忘れずに渡しましょう。
距離によっておすすめの移動手段はある?
距離や目的に応じておすすめの移動手段は以下のように変わります。
【おすすめの移動手段】- ハワイの景観をじっくり楽しみたい場合:自転車やキックボード
- あらかじめ決まった目的地に向かいたい場合:電車やバス
- お急ぎの場合:タクシーやライドシェア
ハワイは景観がとても美しいため、ゆっくり見て回りたい場合には自転車やキックボードを選択すると自分のペースで移動できるでしょう。
旅行中は急なトラブルなどで予定が変わってしまうこともあります。そのため、電車やバスでの移動を検討していても、急な移動が必要になったときのために、タクシーやライドシェアについても利用方法や料金を確認しておくと良いでしょう。
移動する距離や目的に合わせた移動手段を選択しましょう。
お土産選びも旅行の醍醐味!
目的に合った移動手段でハワイを楽しむ中で、忘れてはいけないのがお土産選びです。
せっかくハワイのお土産として選ぶのであれば、定番のものが良いでしょう。老舗チョコレートメーカー「ハワイアンホースト」のマカデミアナッツチョコレートはいかがでしょうか。ただし、予定を詰め込みすぎると、旅行中にお土産を買う余裕がなくなることもあります。
インターネットからの注文も可能で、5,400円以上購入(沖縄は7,560円以上)すると、送料が無料になるほか、お得なプレゼントキャンペーンも行っているため、ぜひご利用ください。